本製品は、イーサネットをサブギガ帯域の無線に変換するイーサネットゲートウェイです。 ワイヤレスI/Oシリーズのターミナル(子機)からのデータをイーサネット経由でパソコンに送受信できます。本製品は、障害物に強く長距離通信が可能なサブギガ帯の無線を採用し、かつ、マルチホップに対応しているため、広範囲に点在する機器の遠隔監視・制御などに適しています。 組み合わせるターミナルに合ったドライバライブラリを使用することで、各種プログラミング言語に対応したAPI関数を用いて、アプリケーションを作成することができます。 また、Modbus TCP Slaveに対応しています。Modbusマスター機能を持つ上位通信機器からのデータ収集や制御を行うことができます。 ※本製品は、必ずワイヤレスI/Oシリーズのターミナル(子機)と組み合わせてご使用ください。 ※ドライバライブラリは、当社ホームページよりダウンロードしてください。 ※GW1-ETH-WQ-EUは、EU加盟国でのみご利用いただけます。
本製品は、イーサネット(有線LAN)通信をサブギガ帯の無線に変換します。 サブギガ帯は、電波の回り込み特性がよく、障害物があっても伝送距離(約1km)を伸ばすことができ、電波が混在している環境下でも安定した通信が可能です。長距離通信に向いているため施設間の配線工事なしでネットワーク構築が可能です。 *1 日本国内では、920MHz帯無線を別名サブギガ帯無線と呼ばれています。サブギガ帯無線とは1GHz以下の周波数帯のことを意味しますが、海外では国ごとに使用できる周波数帯が異なっており、アメリカ合衆国では915MHz帯、EU加盟国では868MHz帯となっています。
ターミナルのカテゴリ毎にWin32API関数(DLL)形式のドライバソフトウェアを用意しています。ドライバソフトウェアにはVisualBasicやVisualC++などの各種サンプルプログラム、動作確認に便利な診断プログラムが付属しています。