概要・特長
本製品は、IEEE802.15.4に準拠した無線COMアダプタでRS-232Cシリアルインターフェイスを短距離無線に変換できます。小型筐体(78.3×20.5×36.5)でパソコンに直接接続可能です。機器間を1対1で接続していたシリアルケーブルをそのまま無線接続に置き換えて通信ができる「透過モード」のほか、専用ドライバと組み合わせることで1対多接続として使用できる「仮想COMモード」の2つの動作モードが使用できます。機器の設定は、本体のDIPスイッチまたは設定ユーティリティにより容易に行えます。
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シリアルインターフェイスをIEEE802.15.4準拠の短距離無線に変換
- RS-232Cシリアルインターフェイスを短距離無線(IEEE802.15.4)に変換します。無線部は、2.4GHz帯・16ch(11-26)で250,000bps*1のデータ転送速度です。無線にすることにより、ケーブル接続より接続機器の設置場所や距離の制約が改善されます。シリアル部は、最大115,200bps*1の転送速度です。 *1:理論上の最大値で実際の転送速度を示すものではありません。
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透過モード、仮想COMモードの2動作モードから選択可能
- 機器間を1対1で接続していたシリアルケーブルをそのまま無線接続に置き換えて通信ができる「透過モード」のほか、専用ドライバと組み合わせることで1対多接続として使用できる「仮想COMモード」の2つの動作モードが使用できます。
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パソコンのコネクタに直接続可能
- 小型筐体(78.3×20.5×36.5)、9ピンD-SUB[F(雌)]のDCE配線のシリアルコネクタ採用により、パソコンに直接接続可能です。
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添付ACアダプタまたはシリアルコネクタより電源供給が可能
- 電源供給の方法として、添付の小型ACアダプタからDCジャックへの電源供給または外部電源からシリアルコネクタの9番ピンへの電源供給(5VDC)ができます。
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機器の設定が容易に行える DIP スイッチ・設定ユーティリティを用意
- 透過モードで使用する場合、容易に設定できるDIPスイッチを用意しています。仮想COMモードの設定、グループIDなど機器設定が容易に行える設定ユーティリティを用意しています。設定ユーティリティは、当社ホームページにて提供しています。