IEEE802.11nに対応したRS-232C-無線LANコンバータ 新発売
Japan
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RS-232Cの通信機器とのワイヤレス通信やイーサネットによるケーブリングの延長を実現
株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、RS-232Cインターフェイスを無線LANや有線LANに変換する機能を搭載し、理論値300Mbpsでマルチパスに強い高速無線LAN規格「IEEE802.11n」に対応させたメディアコンバータ機器を開発、法人向け無線LANソリューション「FLEXLAN® 2000シリーズ」の新製品(型式:FXR2000)として、2012年9月3日より出荷開始いたします。
FLEXLAN® 2000シリーズ
(写真はFXR2000)
新製品(FXR2000)は、RS-232Cインターフェイスを無線LANや有線LANに変換する機能を搭載した小型組み込み用機器です。無線LANはIEEE802.11n/a/b/gの4規格に対応しています。IEEE802.11n設定時では理論値300Mbpsの通信をサポートし、乱反射(マルチパス)に強い特性から、従来規格での運用に比べて高速かつ安定した通信が期待できます。新製品(FXR2000)のRS-232Cコンバータ機能は、TCP/IPプロトコルで実装しており、ネットワーク接続されたパソコンなどのコンピュータ機器からSocket関数を用いてRS-232Cシリアル通信ポートを制御することができます。
新製品を使用することによって、移動体に乗せたRS-232C通信機器をパソコンなどのコンピュータからワイヤレス通信で制御したり、最長15mの規格通信距離を気にせず自由に通信距離を拡張したりすることができます。
新製品は、海外向けモデルも用意しています。USAおよびEU諸国の電波仕様対応のモデル(FXR2000-G)を同時発売、その他の国の電波仕様に対応したモデルについてもカスタムオーダにて対応してまいります。
FXR2000シリーズの主な特長
- COMコンバータ
RS-232Cシリアル通信インターフェイスを無線LAN(IEEE802.11n/a/b/g)または有線LAN(10/100Mbps)に変換し、アクセスポイントやHUBを経由してEthernetに接続可能です。COMポート(RS-232C)に接続する外部機器との接続は、最高115,200bpsの通信が可能です。
- TCP/IP接続
ネットワークで標準的に用いられているTCP/IPプロトコルを使用することにより、容易に無線/有線LAN経由で本製品のシリアルポートを制御することができます。
- IEEE802.11n/a/b/gの4規格準拠(日本国内モデル FXR2000)
5GHz帯(IEEE802.11n/a)では19ch(W52/W53/W56※1)、2.4GHz帯のIEEE802.11n/gでは1-13ch、11bでは1-14chから選択でき、電波干渉を考慮した柔軟な無線ネットワーク設計が可能です。また、IEEE802.11n規格のデュアルチャネル(40MHz幅利用)にも対応しています。
※1
W52:36,40,44,48ch、W53:52,56,60,64ch、W56:100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch
- WPA2/WPAやWEPと併用可能な独自暗号化技術WSLを搭載
高度なセキュリティ規格WPA2/WPAやIEEE802.1X認証に対応しています。また、WPA2/WPAと併用できる独自暗号化技術WSLも搭載しています。
- 用途に応じて当社オプションアンテナを接続可能(日本国内モデル FXR2000)
ダイポールアンテナを2本添付(日本国内モデルのみ)。用途に応じて、当社製オプションアンテナを選択することができます。
- ワイド入力電源に対応
5-30VDCの直流電源に対応しており、様々な電源環境で使用可能です。
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