制御用I/O、ビデオ出力機能内蔵のARM®搭載コントローラ MC-310 新発売
Japan
プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
センサー(電圧信号)入力やハイビジョン画面表示機能を内蔵したARMベースの多機能Linuxコントローラ
株式会社コンテック(東京証券取引所第二部 証券コード:6639)は、センサー(電圧信号)入力やデジタル信号入出力(ON/OFF信号)などの制御用I/O、ハイビジョン画面表示機能など多彩な機能を内蔵したARM® ベースの小型組み込み用コントローラを開発、マルチコントローラ MC-310シリーズとして、2012年8月21日より出荷開始いたします。
MC-310B-DC355
新製品(MC-310シリーズ)は、工業用I/Oやビデオ出力機能など多彩な機能を内蔵したARM®ベースの小型組み込み用コントローラです。ファクトリーオートメーション、ヘルスケア、エネルギー、セキュリティ、ロジスティクスなど、さまざまな分野の装置組み込み用コンピュータとして活用できます。
新製品(MC-310シリーズ)は、ARM Cortex-A8(600MHz)アプリケーションプロセッサを搭載、制御用I/Oとして12bit分解能のアナログ入力を4チャネル、RS-422/485を2ポート、フォトカプラ絶縁のデジタル信号入出力を各4点搭載しており、各種センサーからのデータ収集やスイッチ/ボタン/表示灯などの工業用機器との接続が可能です。そのほか、周辺機器接続用のUSB2.0ポート×2、デバッグ(コンソール)用USBポート、データ格納用SDカードスロット(SDHCカード対応)の拡張インターフェイスを装備しています。また、ビデオ出力機能には2D/3Dグラフィックスアクセラレーション PowerVR SGX530を内蔵、1280×720(720p)のハイビジョン表示や3D画像の表示に対応できます。
標準モデル MC-310B-DC355 では、OSとしてLinux(Kernel 2.6.37)をインストール済です。Javaプラットフォームを構築してJavaアプリケーションを実行するなど、さまざまなオープンソースのリソースを活用して自由にアプリケーションを構築いただけます。
MC-310B-DC355の特長
- ファンレス動作の強力な実行プラットフォーム
600MHz ARMプロセッサ(T.I. Cortex-A8)を内蔵したSoC 「AM3517」、256MBのシステムメモリを搭載したオープンソースアプリケーションの強力な汎用実行プラットフォームです。
- Linux OS搭載
Linux OS(Kernel 2.6)搭載、膨大なオープンソースリソースを活用して、さまざまな分野のアプリケーションを自由に構築可能です。
- 豊富な拡張I/Oを搭載
ディスプレイ出力、アナログ入力(AI)4チャネル、デジタル入出力(DIO)各4点、オーディオ出力、LAN、USB2.0などの拡張I/Oを搭載しています。
- ディスプレイ出力
- 1280×720(720p)、1024×768(XGA)、800×600(SVGA)、640×480(VGA)に対応
- アナログ入力
- シングルエンド入力、入力レンジ±5V、分解能12ビットを搭載
- デジタル入力
- フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)を搭載
- デジタル出力
- フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)を搭載
関連リンク
- Sales Promotion Group, Sales Division
TEL
FAX
+81-3-5418-5968
Contact Us
ニュースリリース一覧